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使用上の注意

1.準備する写真の注意

(1)カメラ位置・姿勢の計算(標準:一定倍率)は複数の写真、全てが同じズーム・画素数で撮影していることを前提に、3次元形状を計算しますので、使用する全ての写真を同じズーム倍率・画素数で撮影してください。そして、距離感が出るようにズームで縮小して近づいて撮影してください

 

(2)カメラ位置・姿勢の計算(望遠:不揃倍率)は距離感がない望遠写真を前提に3次元形状を計算おり、異なるズーム・画素数で撮影した写真を使用できますが、距離感が無くなるようにズームで拡大して離れて撮影してください

 

(3)ピンボケや手ぶれがないように撮影し、なるべく画素数を多くしてください。対応点は若干の余裕をもって、写真いっぱいに写るように撮影してください。写真の中央に小さく写っているのでは、画素数が少ない写真と同じですので写真いっぱいに写るようにしてください。写真の端っこの方はレンズの歪みが大きくなりますので、若干、余裕をもつようにしてください。カメラ位置・姿勢の計算(標準:一定倍率)はカメラの光軸が写真の中心であることを前提として3次元形状を計算していますので、トリム等の加工を行っていない写真をご使用ください

 

 

2.対応点の設定時の注意

(1)「カメラ位置・姿勢の計算(標準:一定倍率)」を行う場合はいずれかの写真2枚のペア、または、「カメラ位置・姿勢の計算(望遠:不揃倍率)」を行う場合はいずれかの写真3枚の組に、共通の対応点が10点以上あることが必須です。10点と言わずなるべく多くなるように対応点を設定してください

 

(2)ひとつの対応点は2枚以上の写真に写っていないと、3次元座標を計算できません。2枚と言わず、なるべく多くの写真に写してください。その写真を撮影するカメラの撮影方向は大きく異なる角度から撮影してください。そして、被写体の形状の特徴がよく出ている写真も使用してください。大きく異なる角度とは30°以上異なればよいと思います。こちらのsfpファイルSurveyFromPhotoまたはSolidFromPhotoで開き、メニューの「3次元化機能―3次元表示設定・ファイル出力―視線表示」を実行すればカメラ位置と対応点の間に線を表示します。これを見るとどのように撮影しているか分かるので参考にするようお願いします。

 

(3)対応点が同一平面上に存在する場合は、カメラの位置・姿勢として解が1つに定まりません。そのため、対応点は立体的な広がりを持つようにしてください

 

 

3.その他の注意

(1)頻繁にバージョンアップしております。最新のプログラムを使用するようにお願いします。

 

(2)本プログラムは計算量も使用メモリも多いです。そのため、使用するパソコンは高速でメモリの多いパソコンでお願いします。また、多数の写真を同時に拡大して表示して入力しますので大きなモニタを使用するようお願いします。

 

(3)ご意見・ご要望・ご感想・バグレポートをメール又は掲示板にお寄せください。ご意見等は次の開発に活かします。参考までに、objファイルの出力・mqoの出力・等高線の作成機能・対応点名称設定機能・その他多数を、ご意見を元に機能の追加をしました。

 

 

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